Tomo's IT Blog

技術的な調査メモ

AWS EC2インスタンスを試す- その3:EC2インスタンス作成

前回は、EC2インスタンス作成のための準備をしました。

tmnj.hatenablog.com

今回は、EC2インスタンス作成まで実施します。
今回は、m4.xlarge×3インスタンスを作成してみたいと思います。


手順としては、以下のURLを参考にしていきます。
docs.aws.amazon.com

Amazon EBS-backed インスタンスとは

上記手順を見始めて早速、解らない単語が出てきました。"Amazon EBS-backedインスタンス"とは何ぞや!
まず、Amazon EBSとは、Amazon Elastic Block Storeで、Amazon EC2向けの永続的なブロックストレージだそうです。
Amazon Elastic Block Store (EC2用ブロックストレージ) | AWS

このBlock Storageはアベイラビリティゾーン"内"で自動的にバックアップされます。
Amazon EBS-backed インスタンスとは、EBSがルートデバイスとして起動するインスタンスということになります。

今回作成する

EC2インスタンス作成

AWSマネジメントコンソールで、サービス>EC2コンピューティングカテゴリのEC2を選択します。
f:id:tmnj:20161124134004p:plain

EC2ダッシュボードが表示されますので、"インスタンスの作成"ボタンを押します。

f:id:tmnj:20161124133813p:plain

インスタンス作成までのステップが表示されています。

f:id:tmnj:20161124134101p:plain

AMIの選択

まずは、AMI(Amazon マシンイメージ)の選択です。

f:id:tmnj:20161124134214p:plain

AMIとは何ぞやとは、ということで、マニュアルを参照しましょう。

docs.aws.amazon.com

Amazon マシンイメージ(AMI)は、ソフトウェア構成(オペレーティングシステムアプリケーションサーバー、アプリケーションなど)を記録したテンプレートです。AMI から、クラウドで仮想サーバーとして実行される AMI のコピーであるインスタンスを起動します。

必要なものをあらかじめパッケージしたテンプレートということになります。このAMIをもとにインスタンスが作成されます。作成されるインスタンスは、前回の記事で触れたインスタンスタイプによって、そのインスタンスが利用できるハードウェアリソースが決まります。

今回は、Amazon Linux AMIを選択します。Step2はインスタンスタイプの選択です。今回は、m4.xlargeを選択します。
Step2で”確認と作成”にいけますが、次の手順を選択してインスタンスの詳細を設定するようにします。


Step3では、インスタンス数や、スポットインスタンスのリクエスト設定ができます。
が、ここでも解らない単語がいろいろと出てきています。
まず、"Auto Scalingグループ"とは何ぞや?

とりあえず、検証目的なので、Autoスケールなどの機能はいらないので、これは無視します。
インスタンスは3つ作り、スポットインスタンスを指定します。
上限値を0.07ぐらいで設定して作成しました。

その後、前回作成したセキュリティグループを指定して、作成>キーペアの選択があるので、此方も前回作成したキーペアを指定します。
これで無事に3つのインスタンスが作成されました。

次回は、スポットインスタンスリクエストからインスタンスを作成してみようと思います。